「ゴミ屋敷とトイプードルと私」や「モテ☆レバ」でも人気の池田ユキオ先生の漫画、胡蝶伝説シリーズから「胡蝶伝説~復活嬢と地雷嬢~」のネタバレを紹介します!
かつで伝説のキャバ嬢だった桃華こと花子。今はごく普通にOLとして働いていますが、同棲している彼氏にへそくりを盗まれトンズラされてしまいます。
残された名刺を頼りにたどり着いた先はキャバクラ。
三十路の花子はなんとキャバ嬢として復活してしまい…?
以下、本編ネタバレとなりますのでご注意ください!
胡蝶伝説~復活嬢と地雷嬢~ネタバレ
不動のナンバーワンキャバ嬢・桃華。
桃華は人気も売り上げも絶頂の中、ある日突然キャバ嬢を辞めてしまうのでした。
1巻
今は普通にOLとして働いている花子。
1カ月前、花子は同棲している彼氏の国本から、もうすぐ訪れる花子の30歳の誕生日を一緒に祝おうと言われます。
「大事な話があるんだ、ちゃんと祝おうな」と言われた花子。
付き合って5年、ついにプロポーズだろうかと花子はウキウキしていました。
そしてついに迎えた花子の誕生日。
仕事が終わって家に帰った花子を持っていたのは誰も待っていない部屋でした。
部屋には花子の物だけ残され、国本の私物がありません。
さらには、花子が内緒で貯めていたへそくり200万もなくなっていました。
呆然とする中、花子は「スイートリップ・小春」と書かれた名刺を発見します。
国本のことを絶対許さないと思った花子はスイートリップへとやってくるのでした。
スイートリップの前でどうするか考える花子。
すると、店の脇でキャバ嬢だちが修羅場っている場面を目撃します。
キャバ嬢たちに締め上げられているのは、花子が探していた名刺の女・小春でした。
会話の中で国本の名前も出てきました。
国本が最近来なくなったのは枕営業のせいだとうと小春は言われてしまいます。
すると、小春は「ちがうもん国本しゃんはコハのこと愛してるっていったもん、お客さんじゃない、恋人だもん」と言い出します。
国本の浮気に腹を立てる花子でしたが、とりあえず揉めるキャバ嬢の仲裁に入ることに。
しかし、キャバ嬢たちから「ババァは引っ込んでな」と言われてしまいます。
ババァと言われ、ブチ切れる花子。
「キャバ嬢だったら正々堂々ホールで勝負しな」とキャバ嬢たちを叱りとばすのでした。
そこに、騒ぎを嗅ぎつけた店長がやってきます。
店長は花子のことを見て、「桃華…か…?」と絶句します。
「知ってんの?このオバサン」と言うキャバ嬢たちに、店長は一晩で3百万売り上げ、7年間不動のナンバーワンの記録を持つ歌舞伎町伝説のキャバ嬢・桃華だと説明するのでした。
店長はここで会ったのも何かの縁だと言って花子を無理やりホールに立たせようとします。
すると、案の定「何あのオバサン」「場違いだ」と言われることに。
恥ずかしくなって帰ろうとする花子でしたが、それを引き止めたのは小春でした。
小春は自分の衣装やメイク道具を花子に貸すと「見せてよ元ナンバーワンの底力」と言います。
小春に乗せられた花子は、華麗な姿の桃華へと変身してホールへと再登場しました。
桃華は怒っていた常連を意図も簡単に宥めてしまいます。
桃華が来ていると聞いた常連たちは桃華を次々と指名していきます。
お金の匂いを感じ取った店長は、昔の常連に片っ端から電話。すると次々と桃華会いたさに客が集まってきました。
桃華も輝いている自分に酔いしれているようでした。
店が閉まると、桃華はいつものOL服に着替え帰っていこうとします。
すると、店長は「もう一度やってみないか」と言い出しました。
しかし、花子は「一晩だから通用したんだよ」と言って帰ってしまいます。
帰り道、なぜだか小春がずっとついてきました。
行くところがないと言う小春に、花子は「彼氏のとこいけばいいでしょ」と突き放します。
すると、小春は「国本しゃん小春のお金もってどっかいっちゃった」と泣き出します。
国本は花子と小春、2人同時にだましていたようでした。
しかし、小春は「国本の大事なモノを預かっているから絶対に戻ってくる」と言い出します。
小春は国本を愛しているから、だまされ続けてもあのお店でずっと待っているのだと花子に宣言するのでした。
次の日、花子が仕事に向かおうとすると玄関に小春がうずくまっていました。
小春は桃華のことが好きだからもう一度一緒にキャバ嬢をやろうと言い出します。
小春の言葉に背中を押された花子。
「たった一度の人生もう一度はハメをはずしてもいいのではないかー」
花子は会社に辞表を出し、キャバ嬢として復活する道を選んだのでした。
2巻
桃華はスイートリップに復活していました。
桃華のおかげで、昔の常連たちが戻ってきて店の売り上げも伸びています。
キャバ嬢たちは「もしかしたら今月指名ナンバーワンあるかも」と噂していました。
そこに現ナンバーワン・彩が同伴出勤してきます。
彩は「あたしがあのババァに負けるって?」と睨みをきかせるのでした。
小春は桃華の家に居着いていました。
ナンバーワンを取るまで桃華から離れないと言う小春。そして、桃華も復活したからにはナンバーワンを狙わないと意味がないだろうとたきつけます。
桃華は、小春にキャバ嬢としての礼儀作法・ナンバーワンなら当たり前にやらなくてはならないことを
小春に教えてあげました。
「この店にくれば好きな子に会える、夢がみられるー」
そう思わせることがナンバーワンへの道のりだと桃華は語ります。
出勤した桃華は、ナンバーワン・彩の色恋営業の様子を目撃します。
桃華は彩に色恋営業は長続きしないと忠告してあげました。
しかし彩は一生キャバ嬢やるわけではないのだから長続きしなくていいと言い返してきます。
さらには小春のこともバカにするような発言も。
彩の態度に見かねた桃華は「そうやって客も仲間もなめてかかると今に痛い目みるよ」と言います。
そして、「こんなナンバーワンなら意味がないーあたしがとる」と彩に宣戦布告をするのでした。
宣戦布告したものの、自信がない桃華。
店長にどんどんフリーの客をつけるように頼みます。
しかし、彩の妨害にあってなかなか桃華は指名をとることが出来ません。
そして、彩のヘルプにつかされた桃華は色恋営業を目の当たりにすることとなりました。
彩の常連である杉田という男は本当に付き合っていると勘違いしています。
しかし、彩はもう杉田からお金が引っ張れないとわかると「もういいや」と言って簡単に切り捨ててしまいました。
「これがあたしのやり方なの」という彩に、桃華は自分のやり方で勝とうと決意します。
フリーの団体客のところに参加した桃華。
仲間のファローをしながら桃華は場を盛り上げていきます。
そうしているうちに、いつしか桃華は仲間から慕われるようになっていました。
そして月末。
ナンバーワンの結果が発表されるまであと1週間という日。
店の外から「あやー」と叫ぶ声が聞こえました。
店の外を除くと、杉田が雨の中、彩を呼びながら立ち尽くしています。
杉田を見て、彩はやりすぎたのではと心配するキャバ嬢たち。
しかし、彩は「あたしのせいじゃない、知らない」と言って頭を抱えるだけでした。
「そうまでしてナンバーワンがとりたいのか」と、場の空気は彩を責める雰囲気になってしまいます。
しかし、場の雰囲気を変えたのは桃華でした。
桃華は「本気の気持ちを舐めてはいけない」と言って場を宥めます。
だましだまされ何でもありの世界であっても、まずは目の前の人を楽しませなくてはならないと桃華はキャバ嬢たちの士気をあげさせるのでした。
3巻
スイートリップにやってきた国本。
「小春…アレ返してくれないか」
そう言って国本が顔をあげると、目の前に立ってたのは桃華でした。
驚いている国本の元に小春もやって来て、「会いたかった」としがみつきます。
小春に国本からお金を返してもらえたのかと聞く桃華。
すると、小春は「あれは桃華の同情をさそうための嘘だった」と言い出します。
まんまと騙されたのが自分だけだと気づいた桃華。
桃華は怒り、小春と国本に「どうぞお幸せに」と席を立とうとしました。
しかし、国本は「花子待てよ」と桃華の腕を掴みます。
すると、「やっぱり花子って桃華さんのことだったんだね」と小春は指輪を取り出し、内側に彫ってある文字を読みました。
「フォーエバーラブ TO HANAKO FROM KUNI」
小春が国本から預かっていた大切な物とは、花子へ贈るはずの結婚指輪だったのでした。
国本が花子のお金に手を付け、姿をくらませたのは借金返済のためでした。
そして、ちゃんと話すつもりだったけれど会わせる顔がなくなった国本は繁華街をブラついていました。
そしてブラついていた時、男に殴られそうになった小春を助けたのがきっかけで小春と知り合うことに。
花子のお金に手を付けたことを懺悔しに、小春の元へ通うようになっていました。
そして、相談されているうちに小春は国本のことが好きになってしまいます。
「店が何よ、好きな男に好きって言って何が悪いの!?」と涙を流す小春に、桃華は自分が国本のためにキャバ嬢を辞めた時のことを思い出しました。
国本は2人に今までのことを詫びます。
そして国本は「花子と一緒にいたい」と言いました。
さらに、指輪も渡して、借金のことも全て話して、田舎に一緒に帰ってほしいと桃華に言います。
花子は普通のOLになって国本と結婚をすることをずっと夢見ていました。
しかし、今の桃華は国本と一緒になることでなく、キャバ嬢としてナンバーワンになることを選びます。
「復活嬢はそう簡単に引き返さないんだよ」
桃華は指名をしてくれたお客の元へと行くのでした。
小春は国本を追っていなくなってしまいました。
キャバ嬢たちは飛んだ小春のことを「この世界よくあることだ」と噂しました。
仕事が終わり家に帰った桃華。
すると、家に分厚い袋が置いてありました。
中を開けてみると、前と後ろだけ本物の1万円札。お札の間は2百枚の写真が入っていました。
200万の代わりに200枚の写真。
それは国本が思い出を置いて行ってくれたものでした。
桃華は写真を見て、やっと悲しみの涙を流すことが出来たのでした。
それからしばらくしたある日、出勤しようとすると玄関の前に小春が立っていました。
国本はどうしたのかと聞くと「あきちゃった」と笑う小春。
そして、小春は「あたしも復活する」と言ってスイートリップに復活するのでした。
結局ナンバーワンは彩と桃華どちらがとったのか…
お店のキャバ嬢たちの写真を飾っている掲示板に「奇跡の指名ナンバーワン・桃華」と大きく飾られているのでした。
胡蝶伝説~復活嬢と地雷嬢~ 感想
あの地味なOL花子は、実は伝説のキャバ嬢・桃華でした。
どうして一度桃華はキャバ嬢を辞めてしまったのでしょうか。
彼氏に騙され、OLとしての生き方をつまらなく感じた花子はもう一度昔のように輝きたいとキャバ嬢になる決意をしたようです。
そしてキャバ嬢として復活した桃華。しかし、最初キャバ嬢たちには煙たがられているようすです。
しかし、持ち前の明るさと気の利かし方、仲間のフォローをしっかりすることで彩とは違うポジションを作りあげてしまいました。
いがみ合っていた彩でさえ、しっかりとフォローしてあげる優しい桃華。
クニは花子と結婚まで考えていたようですが、花子はクニではなく桃華としてキャバで輝き続けることを選びました。
どちらが正しい選択かはわかりませんが、桃華はキャバを選んだことを後悔はしていないようです。
そして、最後まで桃華を振り回した小春。クニを追いかけて行ったものの、結局戻ってきてしまいました。
結局、男よりキャバ嬢だった花子。キャバ嬢・桃華が天職だったんですね。
小春はこの物語のキーパーソンのようであってただのお笑い要因だった気がします。
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まとめ
「胡蝶伝説~復活嬢と地雷嬢~」のネタバレを紹介しました!
胡蝶伝説は最初のはもちろん六本木編も面白いので、ぜひ続けて読んでみてほしい作品です。
池田ユキオ先生の作品は女性同士ならではのドロドロ感がたまりませんね♪